C言語を学習していると、どうしても、行き詰って、訳が分からなくなって、「もういいや。」ってなる人が多いですね。
別にC言語を絶対に学習する必要がないジャンル人のなら、辞めてしまえばいいと思います。時間の無駄ですから。
その代わり、すぐに挫折する人って、何をやっても、ちょっと壁にぶち当たると、挫折するのではないのでしょうか?
なぜ、挫折してしまうのか、私なりに思うところを挙げていこうと思います。
何を隠そう私自身がプログラムそのものが無理と挫折したので、そのときに行っていた行動です。
あなたも同じような状況になっていませんか?
何につまづいているのか、わかっていない
これは、よくありがちだと思うのですが、何につまづいているのかが、わかっていない。つまり、わからないところがわからない。ということです。
わからないところがわからないと思うのは、いきなり全部をわかろうとするからではないでしょうか?
当然ですが、何も土台がない状況で、すべてを学習しようとしても、絶対に無理が生じます。始めのほうは、変数の宣言の仕方とか、printf文で何かの表示を出す。とかなので、スムーズにインプットされると思います。
しかし、配列や関数、ポインタあたりになると、どんどん覚えなくてはいけないことが増えてくるので、大体の人が、このあたりでわからなくなるのだと思います。
なので、たとえ、一気に配列、関数、ポインタを覚えなくてはいけない状況であっても、確実に配列なら配列だけを学習し、関数やポインタのところは、無視しましょう。
配列が理解できたら、関数、関数を理解できたら、ポインタという風に、少しずつ学習すれば、わからないところが分からないという事態は防げると思うのです。
どうしても、次はこれ、その次はこれと、短期間でやろうとしたりするのです。あるいは、短期間でやらされたりするのです。これが、せかせかしている日本社会の特徴なんです。
そんな短期間で覚えられるほど簡単ではないというのにです。そういう、世間に流されず、学習する頑固さを身につけましょう。
自分で調べようとしない
次に、よくあると思うのですが、わからないところを自分で調べようとしていないのではないでしょうか?だれかが、「どこかわからないところない?」と聞いてくれるのを待っていませんか?
待っていても、あなたが求める答えは得られないでしょう。今は、インターネットも普及していますから、わからないことを検索すれば、だいたいのことは得られると思います。
自分で調べなければ、絶対に身につきません。私も、自分で調べるようになってから、C言語でプログラムが組めるようになってきたのです。
私も、始めから、C言語でプログラムが組めたわけではありません。そんな人はいないと思います。
何かしらの努力をしたから身についたのです。何も努力しないで身につくものは、C言語に限らず、ないのではないでしょうか?
わからなければ、あまり考え込まず、調べたらいいのです。よく知っている人に聞いてもいいと思います。
そうすることで、あなたのスキルが自然と上がっていきますよ。
難しいと思ったら、何を見ても難しいと思い込んでしまう
私もよくあるのですが、人間、一度嫌だと思ったら、なかなか、その意識が離れないことはないですか?
これと一緒で、C言語を学習しているとき、一度、つまづいて、わからなくなって、「あぁ、むずかしい!」と思った瞬間から、今まで理解できたことまで、「わからない!むずかしい!」となってしまっていると思うのです。
その時点で、拒絶反応を起こしてしまっているのですね。こうなってしまうと、なかなか、C言語の学習を進めていくのは難しいでしょう。
なぜなら、その場合、C言語の書籍やプログラムを見るのも嫌になっているはずですから。嫌なものを無理に学習しても、そりゃあ、身につきませんよね。
これを脱却するには、しばらくC言語を学習するのをやめて、気分を変える。あるいは、わかっていた内容まで、さかのぼって、もう一度、学習し直す。
ということくらいしかないと思います。この時点で、「C言語の学習はもういいや。」って挫折してしまうか、「もう一度、学習しよう」と思うかの境目かなと思います。
私は、嫌でもC言語のプログラムを身につける必要があったので、溯って、学習するしかありませんでした。
その甲斐あって、今は組み込みマイコンのプログラマーとして、15年以上もやれています。
結局、「C言語は難しいから無理!」と思わないことです。必ず、できるはずです。だって、同じに人間が作った言語なのですから。
まとめ
C言語の学習で挫折する前に、どうしたら、再度学習できるかということを挙げました。
・一度に覚えようとしない
・わからないところは自分で調べる
・難しいと思わない
ということでした。
C言語の学習だけでなく、いろんなジャンルにおいても、身につけるには必要なことだと思います。
結局は、「自分に負けないこと!」これに尽きると思います。
あなたが、もし、C言語の学習することを挫折しそうなら、この記事を思い出してくれたらと思います。
せっかく、C言語の学習に時間を使ったのに、挫折してやめてしまったら、使った時間がもったいないと思いませんか?
C言語を身につけようと始めたときの気持ちを思い出して、自分との戦いに勝ってください。
そうすれば、あなたは、これから先、いろんな壁が立ちはだかっても、それを乗り越えられる人になれるでしょう。