販売者側の視点で見て気づいた10個の販売戦略

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普段、何気に買い物したり、メールマガジンを読んだりしていますが、販売者、提供者側の視点に立ってみて、いかに見込み客に商品を買ってもらおうと努力しているかに気づいたことがあったので、書いてみようと思います。

レストランで店頭に置いてあるメニュー看板

新型コロナウィルスが蔓延する前の話ですが、子供たちが学校や保育園があって、自分だけ会社が休みだったときですが、夫婦で昼食を食べにレストランに行きました。

普段なら、なんとなく店頭に置いてある看板のメニューを見てこれ食べようって感じですが、ふと、この看板と文字の大きさって、絶妙な大きさだなと思ったわけです。

遠くからでは何が書いてあるかが見えないが、何かが置いてあることはわかるようにしてあり、自然と店に近づけるよう仕組んでいるのではないかと思ったのです。

遠くから見えてしまうと、見込み客が店へ近づく前に去ってしまう可能性があるから、あえてこの大きさなのではと考えました。

「考えすぎだろ。」と言われるかもしれませんが、販売者側は意味なくやるはずはないので、これも仕掛ける一つなのだと思うのです。

結局、このお店で食べることになりました。

レストラン内の作り

これも先のレストランと同じなのですが、レストラン内の作りが考えられていると感じました。

大きな窓で、外の景色を見ながらランチできるようにしたり、木の香りがあって、机との間隔を広くあけ、リラックスできるようにしており、他の店との差別化を図り、リピーターになってもらうように配慮されていました。

言い忘れましたが、このお店の所在地は駅近でも公共交通機関が通ってるところでもない車でないと行けない町から外れたところにあります。

したがって、リピーターをつけることが必要になってくるのですね。

アフィリエイトや情報販売ビジネスでも同じことが言えると思います。リピーターに別の商材を購入いただくことが必要不可欠だと思います。

スーパーの陳列 その1

スーパーの陳列においても、売り上げるために、いろいろ戦略があるなと感じました。

子供とスーパーに行き、お菓子コーナーのところに行くと、必ずと言っていいほど、子供がお菓子を取ってきて、「これ買って!」て言いませんか?

陳列に目をやると、大人では気付きもしない子供の目線の高さに、子供の欲しがる商品を陳列し、子供がそれを手に取って来れるようになっていますよね。

値段も高すぎないので、親が買ってしまうようにしかけている。そのように思いました。あなたはどう思いますか?

スーパーの陳列 その2

特売品を入り口付近に並べているのをよく見かけますよね?でも、店奥にも特売品を並べていますよね。

見込み客に魅力ある商品でひきつけ、店内を徘徊させ、ついでに他の商品も買わせるように陳列している。

これも、立派な販売戦略ですね。私たちは店側の戦略にまんまとはまっているわけです。

商品名記載の工夫

初めて見たのですが、商品名に日本語だけでなく、英語や中国語の併記、服のサイズにはcmだけでなく、インチの併記がありました。

外国人も見込み客として取り入れる戦略だと思いました。ネットでは割と和英併記があったり、google翻訳を使えたりするし、サイズに関しては変換してくれるサイトがあったりするので、それほど困らないのですが、実店舗では即座にスマホを出して変換してという作業は、面倒な作業です。

そういう手間を見込み客にさせないというのが、まさに顧客目線の販売戦略と言えるでしょう。たしかに、その地域では外国人の方が多かった印象でした。

もし、あなたが外国語が得意なら、日本だけでなく、海外にもアフィリエイトや情報販売ビジネスが可能になります。ちなみに私は日本語しかできません。

商品の詰め合わせ自由

これも実店舗で見かけたのですが、通常なら、決められた商品を1パックにして詰め合わされて販売されていますが、このお店では、好きな商品を選んで自分なりのオリジナル詰め合わせ商品を作ることができました。

和菓子でしたが、あまり見かけないかと思いました。店側からすると、始めからパックにしておくほうが売りやすいし、お客の回転が早まるので、バラにするメリットがないように思うからです。

しかし、顧客目線に立つと自由に商品を選択できたほうが、いらない商品を入れなくて済みますから、同じお金を支払うなら、多少時間がかかってもメリットがありますね。

結果的に、お店側の売り上げが上がることになるので、そういう戦略が成り立つのでしょう。

おもちゃ付きお菓子

子供向けのおもちゃ付きお菓子ですが、同じ商品でもおもちゃの中身が数種類あるものが多いかと思います。これにも販売者側の戦略がありますね。

そのおもちゃにレア商品を含めておいて、何度も買ってもらうように仕掛けています。全種類集めたいという心理をついた販売戦略かと思います。

わたしも子供のころは、全種類集めたいと思って買ってもらったものです。しかし、レアはまず入ってませんから、集めることはできませんでしたが…

うまく販売者側の術にはまっていた一人ということですね。あなたにはそういう経験ありませんか?

メルマガクーポン

この記事を読んでいるあなたなら、メールマガジンの1つや2つは購読しているかと思います。

メールマガジンには時にして期間限定で割引クーポンがついてきたりしますよね?
見込み客は少しでも安く購入できればそれに越したことはありません。そんなとき、割引クーポンが送られてきたらどうでしょうか?

買いたいものがちょうどあれば、購入しようかということになりますね。しかも期間限定にしているところが肝です。

期間限定にしていないと、いつでも安く買えるということから、購入してもらえる可能性が下がります。見込み客の購入意欲は時間が経つにつれて下がっていくので、購入してもらうには即決してもらう必要があるわけです。

期間限定にしておくことで、割安で買えるのを逃すと割高になってしまうという心理が働きます。その結果、購入につながるのです。

これも販売者側の戦略になります。

住宅展示場

住宅展示場もキャンペーンをやったりしますよね。ですが、スーパーと違って、なかなか見込み客は来てくれません。

アドバルーンを揚げて、周辺にいる人に見えるようにし、「あれは何?」と顧客誘導し、まず来てもらうようにしています。

だいたい、子連れが多いので、エアークッションで遊べるスペースを設けておきます。そうすると、子供はそちらで遊ぼうとしますね?しかも、そこに子供を見てくれる人がいたらどうでしょうか。営業の話を聞ける環境になりますね。

このように環境つくりをしておいて、見込み客に案内やセールスを仕掛けるわけです。価格が価格なので、即決はないでしょうが、少なからず、営業マンと見込み客は接点を持つことになるので、後々の営業活動を行えるようになります。

住宅展示場で営業マンの話を聞くということは、少しでも住宅に関して興味があるわけで、最終的に成約に結びつけらる可能性が広がるのです。

塾の無料体験

年頃のお子様がおられる方は塾の体験に行かれたことがあるのではないでしょうか?私にも受験を控えている子供がいますので、体験に行かせました。

無料体験をしてもらい、その後、入塾への勧誘を行う。また、感想をもらうことで、宣伝するときにお客様の声として載せることも可能となります。

私自身は受験自体がサラリーマンを作るための養成学校へ行くためのものという認識なので、自分の子にその体験をさせることに葛藤がありました。

しかし、現実問題として、受験をすることが当たり前になってしまっているので、一応流れに沿っておこうと思ったわけです。子供にはサラリーマンにはならずに手に職をつけて生きていく術を身につけてほしいと思っています。

あなたもお分かりかと思いますが、サラリーマンになっても生きるか死ぬかギリギリの給与しかもらえないので、辛い人生は歩ませたくありませんね。

話を戻しますが、塾の無料体験をしてもらうことで、塾の評判を広めてもらったり、友達を誘ってもらったりして、塾生を増やすことで経営が成り立っているわけですね。

塾は待っていても見込み客は来てくれないので、積極的に無料体験広告や電話をするのですね。



以上、販売者目線で考えてみたときの販売戦略10項目をあげました。あなたも、普段の何気ないものでも販売者の目線で見てみると、いろんな気づきがあると思います。それを、自身のアフィリエイトや情報販売ビジネス、物販等で生かしてくださいね。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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