サラリーマンを続けているあなたは、年数を重ねるごとに生活が苦しくなっていると感じてはいませんか?
私もサラリーマンを前職も含めて20年ほど続けていますが、その間、結婚し、子供が1人、2人、3人と産まれ、成長していくに連れ、かかるお金も労力も増えていくも、給与が大して上がらないから、生活が苦しくなっていることを身をもって体験しています。
これからお金が必要なのに、最近は給与が頭打ちになり、ますます苦しくなっています。これは能力成果主義制度が取り入れられているためです。
これを解決するには、給与が今よりもいいところに転職する、奥さんにも働いてもらう、副業するなどが考えられます。
もし、あなたの会社がまだ年功序列式に給与が上がるのであれば、このページを閉じてもらって構いません。
給与が頭打ちになる仕組みをひも解いていきます。
給与があるのは最初だけ
入社した頃、社会人として働き、初めて月給として明細書をもらったとき、自分で働いて稼いだお金に喜びを感じたと思います。入社1年目は前年度の所得に応じた税金(住民税など)は支払わなくていいので、控除額も少なかったはずです。
しかし、2年目からは住民税も引かれます。給与も平均賃金程度でしょう。したがって、2年目の手取り月収は1年目と大して変わらないと思います。
ですが、3年目あたりから10年目くらいまでは、仕事をがんばって評価を上げれば、給与は平均昇給額より上がっていきます。なので、若手の間は仕事をすることに対するモチベーションは高く維持することができるのです。
また、一生懸命仕事をすることで、昇格も見えてきますので、これも一つの目標に仕事をがんばれるのです。
私も、そうすることで給与が上がり、生活が楽になると思っていました。
しかし、実際は楽にはなりませんでした。
1年に上がる昇給額はせいぜい、5000円~8000円の間でしたが、毎年厚生年金額の控除額が増え続け、おまけに16才未満の税金控除もなくなりましたから、ひどいときは、前年度より手取り月収が1万円も減っているという、一昔前なら考えられない逆転現象が起きているのです。
妻子一人なら、どうにかやっていけるでしょう。しかし、子供が増えれば、それだけ苦しくなるのは言うまでもないでしょう。
あなたはこう思うかもしれません。
「子供をたくさん育てなければいいのに。」
と。しかし、考えてみてください。
夫婦1組で3人以上子供がいなければ、少子高齢化はますます進んでしまうということはおわかりですね。
お金がないのに子供をたくさん育ててくれという国は、高齢者ばかりに目が行き、子育て世代には全くと言っていいほど目が行っていない、むしろ負担を増やすので、結婚や子育てに興味がわかないのではないかと、私は思うのです。
行政のサポートもない状況で、子供を育てなければいけない年代に差し掛かる、入社10年目以降になると、給与を上げる手段も昇格する以外になくなるのです。
それには、近年は能力成果主義が導入されているからです。
給与支給に導入された能力成果主義の評価の裏側
始めに言っておきますが、すべての会社が能力成果主義を取り入れているとは限りません。
私の会社では能力成果主義が、私が入社して3年くらいしたときに導入されました。
それまではというと、昔からある年功序列による頭打ちのない昇給制度でした。
能力成果主義を会社が導入したのには、2つの理由が考えられます。
・若手社員のモチベーションアップ
・人件費削減
1つ目の若手社員のモチベーションアップですが、先ほどもお話したとおり、若手社員は仕事をがんばれば、評価も上がり、次にお話しする能力成果主義の給与の上限に達してませんから、給与もあがります。
また、がんばれば、ベテラン社員と同じ給与になるんだというモチベーションアップにつながります。
さらに、若いですから、昇格のチャンスも出てくるわけです。
能力成果主義は若手社員のモチベーションアップのための手法と言えますが、ベテラン社員になるとモチベーションダウンの手法とも言えます。
その理由は次の人件費削減で述べます。
また、若手社員は苦労して、就職活動して入った会社ですから、がんばろうと思っているわけです。そこに、給与の上限を示すことでそこに向かってがんばらすという会社側の意図があるのです。
2つ目の人件費削減ですが、能力成果主義には評価ごとの給与の上限を設けています。
私の会社では5段階で最終評価がなされます。評価3だと普通ということで、4,5になると昇給額や昇格候補、1,2だと減給や降格の対象となる仕組みです。
評価3であれば、ベテラン社員でも若手社員でも同じ給与になるという仕組みです。
なぜ、人件費削減になるかというと、長いこと同じ級に留まっている社員の給与を上げる必要がなくなるからです。つまり、給与の頭打ちです。
しかし、あなたはこう思うかもしれません。
「同じ級でも評価を4,5になるようにがんばれば、上限額をあげられるのではないか。」
表向きはその通りです。
しかし、この能力成果主義の裏側を知れば、そうでないことがわかります。
たとえば、ある誰かの評価が「4」だっとします。そうなるとどうなるかわかりますか?裏工作といえば、カンいいあなたなら、わかるかもしれません。
そうです。別の誰かの評価が「2」になるわけです。
つまり、評価の平均化が行われるわけです。
全員1や2もないですが、全員4や5もないということです。
どうですか?理不尽だと思いませんか?
同じ仕事、目標でもないのに、自分の評価が他人の評価の影響を受けるということです。
会社側は誰かの給与を上げる代わりに、誰かの給与を下げて、人件費のバランスを取っているということです。
こうなると、ベテラン社員の給与はあがりませんよね。会社から見たら、昇格もできない能力のない社員はいらないと言われているようなものです。
私はこの仕組みを知り、怒りを覚えたと同時に、会社で仕事をする価値はないと思い、脱サラを目指すことにしたのです。
給与が上がらない事に対する解決策
冒頭でも述べましたが、給与が上がらないことに対する解決策としては、
・今よりも給与のいいところに転職する。
・奥さんにも働いてもらう。
・副業する。
といったところでしょうか。他には独立して事業を行うもあるでしょう。
今よりも給与のいいところに転職するといっても、なかなか見つからないでしょう。日本では基本的に、転職したら、給与は下がる傾向にあるからです。
仮に見つかったとしても、いずれまた、給与が上がらない状況になることでしょう。
次に、奥さんにも働いてもらうですが、子供がいなければ、それも可能でしょう。あなたの家庭では、子供がいても、すでに奥さんが働いているかもしれません。
しかし、家事のことも考えておかなくてはなりません。子供がいる場合なら、子供が熱を出した、行事、急なお迎え、通常の送迎などのことも決めておかなくてはなりません。
奥さんが働くということは、そういうことです。家事・育児も行う必要がでてくるのは当然のことです。そうでなければ、奥さんはつぶれてしまうか、出て行ってしまうことになるでしょう。
家事・育児というのは365日休みなく、家族のために支えてくれているということを常日頃から忘れてはいけません。その上で、奥さんに働いてもらうのなら、奥さんにお願いするのも一つの方法でしょう。
ただし、あなたが会社の仕事に加えて、家事・育児もさらにがんばれるというのが条件になります。
転職もせず、奥さんにも負担をかけないようにするには、副業しかないでしょう。
会社によっては副業が禁止されているところもあるでしょうから、本当に困っているのなら、許可をもらうことの勇気も必要でしょう。
私の場合は、「他に雇われていること」が禁止事項なので、他に雇われていないネットビジネスなら問題ないと判断しました。
副業で何をすべきかは、もうお分かりですね。
副業でお勧めなのはネットビジネスです。
なぜなら、
・始めるのに莫大な資金は不要(2,3万程度は必要)
・パソコン1台あれば可能
・本業を超える収入を得られる
ということがあげられるからです。
副業の収入が本業の収入を上回れば、それこそ脱サラも可能です。脱サラできれば、時間の自由、住む場所の自由、人間関係の自由も同時に手に入ります。
これほど、可能性の秘めたビジネスは他にはないと、私は思います。
まとめ
最後に、今までのおさらいをします。
・サラリーマンで給与が上がるのは10年目くらいまでである。
・昇格できなかったベテラン社員は給与の頭打ちになる。
・能力成果主義は若手のモチベーションを上げるためのものである。
・能力成果主義は人件費を削減するためのものである。
・能力成果主義の評価は平均化される。
・奥さんに負担をかけずに収入を上げるには副業がよい。
・副業するなら、ネットビジネスがお勧めである。
ということでしたね。
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