会社で1日3,4時間も残業する価値はあるの?

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あなたは1日何時間残業していますか?3時間?4時間?それ以上でしょうか?
そんなに残業して、何になるのだろうと思ったことはありませんか?

ちなみに私は20年ほどソフトウェがの技術者として、サラリーマンをして
いますが、残業をほとんどしたことがありません。ほぼ定時です。

理由はというと、

・会社にいたくない。
・身体を壊して家族に迷惑かけたくない。
・残業しても給与は同じ。
・早く帰って家事・育児をする必要がある。

など、いろいろあります。

定時に帰ってると、「仕事が溜まる一方で、減らないじゃないか。」という声が聞こえてきそうですが、おかげさまで、そのようなことは一切ありません。

身体が壊れてからでは遅いので、残業はしないことがベターです。
身体が壊れても会社は何もしてくれません。何もしてくれない会社に対して、
そこまでがんばれるのか、私には理解できません。

残業するのは何のため?

こう質問すると、あなたはこういうのではないでしょうか?

・残業しないと仕事が終わらないから。
・残業して、お金を稼いでいるから。
・いい評価をしてもらうために、会社に貢献するため。
・お客様のために仕方ないから。

というところでしょうか。

しかし、独身の方はそれでいいのかもしれませんが、家庭がある方はほとんど家にいないあなたを見て、家族はどう思っているか考えてみたことがありますか?

家のことを何もしないあなたを見て、奥さんは機嫌がいいですか?

「いつも遅くまで働いてくれて、ありがとう。」とは口では言っても内心は「遅い!もっと早く帰ってきて、子供たちの風呂ぐらい入れろ!」とか思っているかもしれません。

結局、家族のためにお金が必要で働いていたとしても、会社のために働いていたとしても家族から見放されたら、残業している意味はありません。

残業しないと仕事が終わらないというのは、仕事量が多すぎるからです。上司にいい顔して、自分がこなせる仕事量以上の仕事を引き受けるから、そういう羽目にあるのです。

しかも、1度無理に引き受けたら、次も無理を言ってきます。だから仕事が溜まるのです。なので、できないものはできないとはっきり言うべきです。

がんばって会社に貢献したところで、何が得られますか?

次年度の昇給額が人よりものすごく多くなりますか?

賞でももらえますか?

家族にとってそれはプラスになりますか?

それほど、あなたにとってプラスになることはないと思います。それは、会社にとって、それが当たり前としか処理されないからです。

私が残業しないのは、家が好きだからです。家族が一番大事だからです。

もし、あなたが、家族より仕事が大事だというのなら、私からは何も言うことはありません。好きにしてください。

家族が一番大事だから、無理難題なことを会社が行ってきたら、それを受け入れないようにしているのです。その仕事に猶予があるのなら、引き受けますが、昼過ぎにこれ今日中というたぐいのものは突き返すようにしています。

そうしなければ、自分の身も守れませんし、大切な家族も守れないからです。
不死身じゃないのですから、無理して仕事をやる必要はないと思うのです。

また、私の部署は裁量労働制ですので、残業は本当に意味がないのです。
意味がないことをするって、時間の無駄だとは思いませんか?

残業すると身体が壊れます

人間ですから、1日3時間も4時間も残業してたら、そのうち身体が壊れます。それでも身体が壊れない人は、よっぽど仕事が好きでストレスもなく、短時間睡眠で問題ない人だけでしょう。そんな人がいるかは知りませんが。

私は、入社して3週間で2ヵ月工事現場に行かされました。さすがに、この時は残業させられました。現場ではソフトウェアの技術者は何の役にも立ちませんでしたが。

土曜日も祝日も休みなく、働かされました。その時は独身だったのが唯一の救いでした。そんな無茶ばかりさせられた挙句、待っていたのは身体の崩壊でした。

まず、食事がまともに取れなくなりました。空腹の状態のほうがましでした。異常を感じて半年してから、ようやくピロリ菌による胃炎が原因だとわかりましたが、完治するまでの1年間を丸々棒に振ることになったのです。

好きなこともできず、仕事もできず、食事もまともに取れないという悲惨な目に会いました。

結局のところ、たった2ヶ月かもしれませんが、慣れない場所で、慣れない仕事を、慣れない環境で残業をしたことが原因なのです。

そのとき会社は何をしてくれたかというと、賞与の欠勤控除、有給休暇全消化という理不尽なことだけをしてくれました。何のフォローもありませんでした。

私は、このように直接目に見えた症状がでましたが、人によっては精神疾患で休職、ひどいときは復職できずに退職もあり得るのです。

残業しても何一ついいことがありません。身体壊したら、残業代など治療費で全部飛んでしまうのですから。

自分の身は自分でしか守れないのです。身体を壊す前に残業するのをやめましょう。

残業しないようにする方法

残業しなくて済むようにするには、自分の出来る仕事量以上の仕事は引き受けないことです。

しかし、無理難題や割り込みは必ず発生します。なので、今行っている作業は早めに進めておく意識は必要です。

私は、ソフトウェアの技術者ですので、他の人のテーマのレビューをすることもあります。年数が経っているので、いろんなものが回ってきます。

たくさんあるレビューテーマの中で、私にはレビューできないものもあるわけです。それを無理に始めから勉強して理解するとなると時間がかかりすぎます。

勉強しなくてはレビューできないということは、少なくとも、そのテーマを担当した人よりも知識がないわけなので、レビュー者にふさわしくないということです。

レビュー者を決めている管理職に問題があるとも言えますが、管理職もすべての人の能力をすべて把握しているわけではないので、それを責めても仕方ないのです。

私の場合は、レビューできないと判断したものは、「コメントなし」で次のレビュー者にさっさと回してしまいます。時間にしたら5~10分程度です。

そうして、どんどん次へ回していき、自分の業務に戻すのです。もちろん、レビューできる内容はコメントしてから、次に回しますそれでも1時間以内で次に回すようにしています。

それでは、ちゃんとレビューできてないではないか。と言われそうですが、レビュー者は私だけではありませんので、他の人がそれ以外の部分をレビューすればいいのです。

私は面倒くさがり屋なので、いちいち人のテーマに付き合ってはいません。

また、定時時刻30分前には帰り支度を始めます。電話は個人に支給されていますので、電源を切ります。メールは確認するだけに留めます。

30分前の時点で作業が中途半端にならないようにキリのいいところできっぱりとやめます。そして、終業のチャイムがなった瞬間に隙を見せずにさっさと帰るのです。

定時時間内に終わりそうにないような開始時刻の会議や打ち合わせは、断るようにします。あるいは時間をずらしたら参加するというスタンスを貫きます。

時間にうるさい日本人なのに、定時終業時刻を気にしないのは全くおかしい話なのです。

要は、次の日でいいことは次の日にやるということでいいのです。残業しないとこなせない仕事量をこなせと言っている会社が悪いのです。

引き受けてしまうと責任が発生しますので、限界以上に引き受けないようにすることが大切です。

まとめ

ここまで、残業することの価値について、私なりの考えを述べてきました。

おさらいすると、

・残業して会社に貢献しても大して昇給しない
・残業しても家族に見放されたら意味はない
・残業することは時間の無駄
・残業し続けると身体が壊れる
・残業しないようにするには限界以上の仕事は引き受けない
・残業しないで済むように自分の仕事は早めの進捗を心掛ける
・残業しないで済むようにあり得ない時間の会議や打ち合わせは出ない

でしたね。会社や職種によって無理な場合があるかもしれません。

しかし、考えてみてください。

自分の身体が壊れたら、何もかもおしまいです。
残業していた分のお金も治療に消えていきます。

そんな窮屈な人生とはここで終わりにしましょう。

こちらのページから自由になる道が示されております。

自由を手に入れることで、残業の概念が消えます。
何せ、自由なのですから、会社に行く必要はありません。

手に入る自由とは

・経済的自由
・時間の自由
・住むところの自由
・人間関係の自由

です。

私も、この4つの自由を手に入れるために、歩んでいます。
あなたも、この機会に4つの自由を手に入れたはどうでしょうか?

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